競輪

【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】「1着をあと8回」S級点を諦めた島村匠の望みは高く特別昇級だ!?

【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 予選4Rは人気通りの九州ワンツー。長松大祐の鋭い2角捲りを島村匠がゴール前できっちりと差し切った。

 来期は初めてS級に上がるが、今期成績は前検日時点で89.57点と振るわず「もうS級点は駄目です」ときっぱり諦めている。さぞかし気力は下がり気味かと思いきや「だから特昇を狙いますよ。なので1着をあと8回取ります」

 その裏付けが10月から取り組んでいる壮絶なインターバルトレーニングの『タバタ式』で、「吉本(卓仁)さんから教えてもらった練習のおかげ。マークしていて楽でしたね」と効果を実感。もちろん差し捲りタイプの脚質で、9個連続で白星を並べ続けるのが厳しいのは分かっている。それでも可能性がある限りは「やれるだけやりますよ」と本気で挑戦を続ける。▼5Rは九州別線で再び長松マーク。連夜のワンツーが決まれば4―5―136。
▼1R(下沖功児)先行テクニックは一級品。点数上位の齋藤宗徳を相手に逃げ粘る。2―6―3、2―14―14。
 

予選4Rで長松大祐をきっちりと差し切った島村匠
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