【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】中西勇「2年以内にはS級に上がりたい」体重増量とセッティング修正で一気に上昇
デビュー当時の頼りなさが嘘のようだ。10月松山で初優勝を飾った125期の中西勇はその後も快走続き。直近4カ月の競走得点も77.85点まで伸ばした。「レースに慣れてきたのはあるけど、体重を戻したことと、セッティングを変えたのが大きかったですね」。結果的に失敗だった減量をやめて養成所時代に近い90キロ台まで戻すと、初優出した9月高松(1、1、決勝7着)から変えたセッティングも見事にマッチした。
「2年以内にはS級に上がりたいし、自信を持って走れるコツをつかみたい」。ハンドボール選手だったが、S級で頑張る兄・大(107期)に憧れて競輪界に飛び込んだ。デビューは32歳と遅くても、夢に向かってペダルを必死に踏みしめる。