【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】細田純平は70点確保に望みつなぐも「もっと援護したかった」
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
2日目一般戦の1Rは、細田純平が番手絶好の展開を生かし切って勝利。1着権利の狭き門をくぐり抜け、最終日の選抜戦に進んだ。
S取り合戦で1番車の等々力久就に負け、野見泰要―細田―服部克久は後ろ攻めに。それでも徹底先行で鳴らす野見は、抜群のタイミングで等々力を抑えて主導権を握り、4角先頭の流れをつくった。
「等々力君が自分の後ろに入ったのが分かったし、本当は車間を切って野見さんをもっと援護したかった」とワン・スリーでの結果に悔しがったが、「勝てたのは憧れの野見さんのおかげですって書いてくださいね」と報道陣に念を押すと、「(予選6着で)70点から下げた点数をチャラにできるように、最終日の選抜も頑張りたい」と気合をみなぎらせていた。▼5Rは九州ラインの3番手から一気に突っ込む。3―15―125。
▼3R(東隆之)目標不在で「自分で何か」のここは、1番車を生かして等々力の後位に入り込む。2=1―356。