【小倉競輪(ナイター)FⅠ】橋本宇宙がラインでワンツースリーに「人生で一番、緊張した」
A級予選ラストの4Rは、人気を集めた橋本宇宙が早い反撃でライン3人の独占を決めた。突っ張り先行は想定通り。思い切って仕掛けた宮崎一彰に単騎で出られたが、番手に入るやいなや叩き返して押し切った。
「本当に人生で一番、緊張しましたよ」。後ろは加倉正義と内山拓の地元2人。特に加倉とは先月の武雄準決で連係を失敗してばかりだった。「あのときは突っ張れずに引いてカマシになってしまって」。橋本は1着だったが、加倉は7着に敗れていた。それだけに安どのため息は大きかった。
左手首痛での欠場明けだったが脚は問題なし。「番手から出たところで行けるって思ったし、そこからは脚を回す余裕もありましたね」。準決5RはS級点勝負の本郷雄三を番手に従え、再び本線ラインの期待に応える。