【小倉競輪(ナイター)FⅠ】終4角4番手から突き抜けた根本哲吏が通算200勝を達成
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
S級予選8Rは根本哲吏が終4角4番手から直線強襲。逃げ粘る鈴木陸来を8分の1車輪差で逆転し、通算200勝を達成した。
中団並走から仕掛けた照井拓成が行けないと判断すると、鈴木の3番手に下りて照井を迎え入れた。「いい感じで入ってくれた」と北日本の後輩を好アシストすると、終3半から踏んだ照井の勢いを借りながら直線外を伸び切った。
記念すべき区切りの勝利だが「同期のみんなは300勝くらいしているし、(200勝の)うれしさはそこまででも」と謙遜したが、「せっかく準決に勝ち上がったし、決勝まで乗れるように頑張ります」と翌日のレースへ向けて気持ちを切り替えていた。▼12Rは「以前、根本君には世話になったので」という柴崎俊光が北日本の3番手を固めてくれる。援軍が増えた照井が先制の可能性も十分で、3―4―125。1=3―4。
▼4R(鈴木伸之)結束力は愛知トリオが断然。良化してきた泉谷元樹の番手から鈴木伸が抜け出せば、7―2―14。