競輪

【グランプリ前夜祭】新山響平は「清水君が付いてくれなかったので単騎で」

グランプリ前夜祭には男子9人、女子7人の選手が登場した

 男女のGPに出場する選手が一堂に会する「グランプリ前夜祭」が17日、都内のホテルでファン、関係者ら約800人を集めて行われた。

 新山響平(31)=青森・107期=は、ファンからの声援に終始笑顔を振りまいた。2日前の15日まで玉野での広島記念に出走。グランプリ前夜祭の壇上でインタビュアーの中野浩一氏に「普通は走らないよね。どうして」と質問されると、「レース勘もあるし、今回は走ろうかなと思いました」と理由を説明した。

 グランプリを見据えた戦いは、初日特選も準決も2角捲りで1着。決勝7着に終わったが、「まあまあ調子は良かった」と状態に関しては不満はない。「もうひと追い込みしたい」と、これから仕上げに入る。

 3度目のグランプリだが、北日本勢単独での参戦は初。ほかに中四国勢がいない清水裕友(30)=山口・105期=と顔を見合わせながら、「清水君が付いてくれなかったので単騎で。優勝だけを狙って走る」と笑顔。突っ張り先行が代名詞の徹底先行型は、単騎でどんな走りを見せてくれるだろうか。

グランプリ前夜祭のステージ上で中野浩一氏(右)の質問に答える新山響平
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