競輪

【佐世保競輪・GⅢ開設記念】窓場千加頼「なぜ2着にとどまったかを突き詰めないと」 悲願のGⅠVに向けてまい進中

2024年に急成長を見せた窓場千加頼

 窓場千加頼(33)=京都・100期=が今年の集大成の走りを見せる。初日10Rは打鐘前でカマして叩き切ると、終HSで木村佑来に出切られたが、終BSで捲り返して2着。番手の稲川翔に差されたが、一度脚を使いながら巻き返すという強いレースだった。

 窓場にとって2024年は飛躍の年。3月のGⅡウィナーズカップは3連勝で決勝に進出。8月のGⅠオールスターは自力で捲って準Vに輝いた。「自分の中でも成長できた一年」と感慨深く振り返った。

 一方、「肝心なところで2着。なぜ(Vでなく)2着だったか、理由を詰めないといけない」と神妙な面持ちでGⅠ2着の悔しさを吐露。決して現状に満足はしていない。

 初日の競走も、「年下の自力選手の堀(僚介)君を3番手に回したから、それなりのレースをしないといけない」と並々ならぬ覚悟で臨んだ。「来年のGⅠに向けて脚力を付けている最中」。視線は既に先に向かっている。悲願のGⅠ優勝に向けて、今節も一戦一戦を大事に戦い抜く。

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