【熊本競輪・FⅠ】地元初出走で初V狙う曽我圭佑「発走前から応援してもらえて気持ちいい」妻の同時あっせんも相乗効果
A級準決5Rは曽我圭佑が人気に応えるチョイ差しで地元ワンツーを決めた。優勝ゲットには徳永泰粋と一緒に勝ち上がることが必須条件とあって「自分も徳永君も3着だと優出できないので緊張した。番手回りはやっぱり難しい」と4角ハコ絶好の展開でも、そこまで気持ちに余裕はなかった。
今年7月に約8年の時を経て競輪場がリニューアル。熊本地震後にデビューした曽我は今回が初の地元戦で「発走前から応援してもらえるし、気持ちがいい」とファンの声を自分の力に変えている。その上、勝利の女神ともいえる妻・福田礼佳と同時あっせんなのは心強い。「これで11出走で10度の確定板ですからね。すごい効果ですよ」。決勝は再びに徳永マークで「優勝できるように」ときっぱり。今期限りでバンクを去る妻へ勇姿を届けるつもりだ。