競輪

【熊本競輪・FⅠ】道場晃規が2角捲りで新田康仁と静岡ワンツーも「すみません、ごめんなさい」

【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 S級準決10Rは道場晃規の2角捲りがさく裂。静岡ワンツーで決着したが、レース後は謝罪?に追われた。
 打鐘で久島尚樹と接触してバリバリと嫌な音。「前輪が壊れた」と力が抜けそうになったが、しばらくして「あれっ?走れる」と無事を確認。その間に鈴木竜士の後位が笠松将太と久島で並走になって、スローペースの展開となった。「竜士さんがどれだけ流しているのか分からなくて。あのHSで行けばよかったけど」と悔しそうに話すと、番手の新田康仁に頭を下げた。
 謝られた先輩は「そろそろだよって思っていたけど、なかなか(道場)六ちゃんが行ってくれないんだもん。まぁワンツーが決まったからいいけどさぁ」と怒った表情をしてみせると、道場は「すみません、ごめんなさい」と頭をかいたが、最後は2人で手を取り合って優出を喜んでいた。▼12R決勝は勝負の一番だ。「地元のビッグレースには出たことがないので、S級初優勝を決めて(来年3月の)伊東のウィナーズカップに出たい」。一発が決まれば7―2―13。
▼10R(西島叶子)仕上がりは間違いなく今節で一番。絶好枠を生かし切ればVも狙える。1=36―346。

S級初Vと地元伊東のウィナーズカップ出場を狙う道場晃規

 

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