【別府競輪（モーニング）FⅡ】中ゼロ日で登場の阿部英斗は元気はつらつ「別府で負けた覚えがない」3連勝Vで特別昇級だ

　「（S級特昇）を取りに来ました」と、阿部英斗（20）＝福岡・125期＝が中ゼロ日の追加にも疲れを見せずにやってきた。「高校時代からここで負けた覚えがないんですよ」。連続完全Vを決めた29日の小倉ナイター戦から約半日で次なる戦地に足を踏み入れたが、別府バンクは2年前の高校選抜（ケイリン）で優勝。3カ月前には特別昇班を決めていて相性は抜群だ。

　28日に行われたヤンググランプリの激闘を見て、早くS級に上がりたいという思いが一層強くなった。「ナショナルチームで一緒に練習した（太田）海也さん、（中野）慎詞さんの2人がバチバチやっていた。あれはしびれましたね。来年のヤングGPに自分も出たい、じゃなくて出ます！」。初日は予選6Rに登場し、特昇マジックを確実に一つ減らす。