競輪

【別府競輪(モーニング)FⅡ】点数最上位の伊藤大彦が「一人でやります」調子を上げてきたこわもての車券絡みに注意

【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 「何か、おかしくないですか?」と声をかけてきたのは前期S級で最高得点者の伊藤大彦(41)=徳島・89期=だ。話を聞かなくても、言いたいことはよく分かる。欠場者が多発した影響で、初日特選の中四国に機動型が不在になったのなら仕方がない。そうではなく、初期のあっせん段階から前で頑張ってくれる選手がいなかったのだから、「何とかならなかったんですかね」と愚痴をこぼしたくなるのも納得できる。

 不満タラタラだが、肝心の脚はかなり戻っている。「今年は1月1日にインフルエンザ、2、3月はぎっくり腰。ようやく良くなったと思ったら、夏場は腹痛がひどくて散々でしたよ。でも今月に1着を2本も取れたし、やっとA級に間に合いましたね」。▼7Rの戦法コメントは、栃木の秋本耀太郎、小池千啓の前後が決まる前に「どんな形でも一人でやります」。中団から伸び脚にかけるか、それとも関東分断かは流れ次第だが、落車を恐れないこわもての伊藤の台頭は見逃せない。7―1=35、3―1=57、5―4―1。

 ▼2R(齋藤宗徳) ぎっくり腰明けだった前回松戸(5、2、1着)でまずまずなら、今回はもっと上向く可能性が高い。丸林駿太をひと捲りなら2=5―4、2―4―1。
 

調子が戻り「A級に間に合った」と話す伊藤大彦

 

 

 

 

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