【武雄競輪(ナイター)FⅠ】佐藤政利が運を味方に2度目の師弟連係実現
【記者コラム・造田大の大勝負】
佐藤政利(42)=新潟・91期=が弟子を目標に連勝を目指す。初日4Rは目標の伊藤太一が仕掛けられず、終始5番手と苦しい展開。それでも直線は内から伸びて1着。「外は届かないと思って内へ。コースが開いてくれた」と運を味方につけた。
今開催は弟子の牧田悠生(25)=新潟・123期=と同時あっせん。「連係は決勝でいいですよ」と話していたが、番組さんの計らいもあって準決3Rで実現した。
「弟子の牧田君に頑張ってもらいます。都築巧君がいますね。僕の位置を狙ってくるかな。大人数の飲み会だったとはいえ、一緒に飲んだことがある仲だからやめてほしいな(笑)。位置を守れるよう頑張りますよ」。牧田との連係は7月の伊東FⅡ初日以来で2回目。その時は佐藤が2着で、牧田が4着。今度こそきれいにワンツーを決めて、決勝でも再度弟子をマークと行きたいところだ。▼3Rは佐藤のアタマに期待。「準決に続けて勝ち上がれている。脚は良さそう」と牧田を差し切る条件はそろっている。7―1―234。
▼10R(大崎飛雄馬) 初日8Rは落車を避けてからすこぶる伸びた。S級点確保に向けて気合は入っている。目標不在だが混戦になれば連入は十分。13―6―1345。