競輪

【佐世保(ナイター)F1】競輪選手の感覚は常人を逸脱

熊本で練習して佐世保に参戦の木村皆斗

<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
 競輪選手の距離感覚は常人から逸脱している。木村皆斗(初日は6Rに出走)は今開催の直前、同期生を訪ねて熊本で練習。そこから佐世保への移動を、こう考えていたという。「ロードバイクで来ようかなと思っていたんですよ。同期にやめとけと言われたのでやめましたけど、別に150キロぐらいだから、来られるんだけどな~」。21歳の若者が目をキラキラさせながら話す姿に、本当に自転車が好きなんだなと思う一方、ちょっとだけ自転車が好きな私程度のレベルでは、とてもまねできないプロフェッショナルとしてのすごみを感じた。こんな人たちの前で、自転車が好きなんて軽々しく口にするのは絶対にやめておきたい。
 ▼9R 成松が「最近仕事ばかりで、日にちの感覚がおかしくなっている」とこぼす。「今回の追加あっせんの連絡を受けたのっていつだっけな?」。ただ、競走を重ねる中で調子が上向いているのは確か。1-47-2347。
 ▼10R 別線に強敵が不在なので、本線の東日本勢から好配を探る。3番手杉山の突き抜けに期待する手だろう。1-5=7、7-1-5。

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