競輪

【久留米競輪(ナイター)FⅡ】へんとう炎明けで今年初戦の大西貴晃が「大嫌いな2分戦」で大暴れか

「選手になって一番もがいた」大西貴晃が大嫌いな2分戦を攻略だ

 直近4カ月で104.42点という破格の成績を残す大西貴晃(32)=大分・101期=が、いよいよ降級初戦を迎える。昨年は10月に地元GⅢ「大阪・関西万博協賛」でS級初優勝を飾ると、来期S級1班の点数を稼ぐなど大ブレイクを果たした。

 ただ年末年始はへんとう炎に苦しんで「仕上がっていない。いい時のスピードが出ていないし、デキは2割くらい」と胸中を明かすが、「選手になって一番もがいた」と練習自体は十分にこなしてきた。

 初日12R特選は別線が佐山寛明だけの「大嫌いな2分戦」。組み立てを含めた総合力で走る大西にとって苦手なジャンルだが、「今年6月に地元記念があるし、それまでに(S級へ)上がりたい」という目標があるなら、とにかく目の前のライバルをなぎ倒し、特昇の足掛かりをつかんでいくしかない。「自力で。相手がカマシて来るようなら臨機応変に」。ライオンの異名を持つ大西が、今年初戦から大暴れを見せるか。

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