【熊本競輪・FⅠ矢村正杯】梅川風子は胸椎骨折の大けがでも驚異的回復で今年初出走
昨年、ナショナルチームを卒業した梅川風子が、新しい年に臨む。昨年末の地元戦では、2日目に落車。胸椎圧迫骨折を負った。「実は以前も落車で胸椎骨折をしたことがあるんです。そのときに比べれば、まだ軽傷」と大けがにも気丈だ。
「ここに間に合うならと思っていました」と初の熊本を目標に復帰を計画。「不安はない状態には仕上げてきました。優勝争いはできる状態。そうじゃないとお客さんにも悪いので、出てきません」と驚異の回復力。「仲のいい同期の(大久保)花梨とも何年ぶりかで会えました」と、参加できたことを喜んだ。
「今年はGⅠを取りたい。賞金争いというより、GⅠ優勝でグランプリに出たいです」。昨年はナショナルチームの活動で競輪祭女子王座戦しか走れなかったが、今年はフル参戦を目指す。
