【熊本競輪・FⅠ矢村正杯】大久保花梨が仲良し同期の梅川風子と対決 「ハンディもらった」
【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
大久保花梨(27)=福岡・112期=が同期対決にやる気満々だ。前回の佐世保ミッドナイトは久々のレースだった。「子どもがインフルエンザになって、入院したんです」と多忙で、12月後半から新年を欠場。「前回に比べたら今回は確実にいい」と、復帰2場所目で手応えを得ている。
今回は、同期の梅川風子(33)=東京・112期=と久々の対面。「すごく仲はいいんですけど、4年ぶりか、それ以上かも。風子がナショナルチームだったし、私は産休だったし」。112期では、梅川が卒記レースでV、大久保が在校1位。競輪学校時代から、親友でもありライバルでもある。
大久保は「今回、骨折明けのハンディをもらったし、頑張りたい」と気合。梅川も「骨折はもう大丈夫です。みなさんは対決を楽しみにしてもらっていいですが、私は楽しみではない。戦いですから」とメラメラ。どちらも一歩も譲らない構えだ。
▼10R(大久保花梨) 連日うまく流れに乗っての連勝。GⅠ覇者の梅川を破って完全復活へ。1―7=全。
▼11R(近藤夏樹) 坪内恒に任せた準決は絶体絶命の展開に。それでも自力に転じて捲り2着。出来は良さそうだ。3―27―全。
