【熊本競輪(モーニング)FⅡ】地元3連続Vを狙う松岡孔明「自分でやって勝ちたい」単騎戦でも気合は満々
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
準決7Rは地元の松岡孔明(42)=熊本・91期=が番手抜け出し。初日特選から無傷の連勝でファイナルに進出した。しかし、頼みの綱の堀川敬太郎は長い距離を駆けて失速。「残ってくれ!」と祈りながら踏んだが4着まで沈み、一緒に優出することはできなかった。
決勝は目標不在の一戦となって、劣勢は否めない。それでもVへの意識は変わらず強い。「地元だし、自分でやって負けたら仕方ないし、自分でやって勝ちたい」。当地は過去に14回出走して6V。直近2場所は熊本地震前の2015年、原田研太朗や松岡健介を撃破してS級優勝。バンク再開後の前回は、昨年9月のFⅡ戦で坂田康季を差し切ってVとめっぽう強い。▼最終日の決勝7Rは、その勝負強さをいかんなく発揮。単騎戦の逆境をはねのけて地元3連続Vをつかみ取る。1―234―234。
▼1R(松永真太)当地は新バンクになって4戦2勝と好相性。目標不在でも中団から巧みに突っ込んでくる。1―35―35、7―23―23。