【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】東美月が直線突き抜けての1着にびっくり「自信になるし次につなげたい」
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
ガールズ戦の2Rは124期の2人でワンツー。東美月(あずま・みづき、23歳)=兵庫=が、石井貴子に飛び付いて追い込んだ宇野紅音(うの・あかね、21歳)=岐阜=をゴール線でわずかにとらえ、2車単2万2420円、3連単12万7520円の大穴決着となった。
まさかの1着だ。前回後に体調を崩し、前検日には「練習はやったけど調子は良くないかも」と渋い顔を見せていたが、直線で鋭い伸び脚を発揮した。
「指定練習でも感じが良くなくて緊張したけど、まさか1着だなんてびっくりしましたよ。同期のあーちゃん(宇野紅音)とワンツーで良かった」と昨年11月の小松島(1、2、決勝6着)以来の白星を喜んでいた。▼2Rは、車番が一つ上がって3番車。「この状態で1着が取れたのは自信になるし、次につなげていけるように頑張りたい」。2日目もしっかりと成績をまとめて今年初優出を決める。1-2=3、2-3-1。
▼6R(松本大地)2年前に肋骨7本を折って低迷していたが「体が戻って踏める感じが出てきた」。先頭の佐伯辰哉が本調子ではない中での逃走になれば、3番手から一気に伸びることも。4-123-1236。