【久留米競輪(ナイター)FⅠ戸上守杯】野口諭実可は宇佐神宮で意識失い「病院のベッドでのクリスマスでした」
【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
野口諭実可(32)=大分・102期=は、寂しいクリスマスを過ごしていた。「みんなとお参りに行った宇佐神宮(大分県宇佐市)で、倒れちゃったんです」と昨年末の出来事を口にした。「急に熱が出て、お参りした直後に意識がなくなりました。みんなが救急車を呼んでくれて、目が覚めたらどこか分からなくて。病院のベッドでした」と振り返った。
「それから1週間入院。クリスマスも病院のベッドの中でした。練習をあまりに詰め込み過ぎて、体が悲鳴を上げたんだと思います」。そこから2場所走り、特に前場所の松戸は「全然ダメでした」と言うが、状態は上がってきている。「練習では、倒れる前より調子がいい。街道の上り坂もスイスイ上れるようになった」と笑顔を見せた。
今回は追加だが、「うまく調整できた。あとは結果ですね」と初日から勝利を求める。神社で倒れて再び立ち上がった野口に、何か神聖な力が宿っているかもしれない。
▼7R(野口諭実可) 人気を集める児玉碧衣は軽めの練習で臨んでおり、野口にもチャンス十分。3-7=全。
▼9R(原口昌平) 年末年始の武雄と前回の松山の気配が絶好。状態はキープできているようだ。4-257-2357、4-7-1。
