競輪

【久留米競輪(ナイター)FⅠ戸上守杯】腰痛に苦しむ岩谷拓磨が「今回は痛くない」

【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
 初日11R、岩谷拓磨が(27)=福岡・115期・S1=が豪快なカマシで主導権を取り、九州ワンツーに貢献した。最後は中川誠一郎に抜かれたが、「どうやっても抜かれるから、2着で十分です」。GⅠを3回優勝している番手選手には脱帽したが、笑顔は絶えなかった。

 このところ腰痛に悩まされている。「地区プロで重いギアを踏んで痛めた。私生活はコルセットをしています」とやや深刻。それでも、「初日は全然痛くなかった。レースでアドレナリンが出るからですかね。ほら、ここまで曲がります」と前屈してみせた。この状態なら優勝争いも可能なはずだ。

 「今年は記念で優勝争いをしたい」。S級優勝は3回あるが、昨年はVなし。この状況を打破するためにも、GⅢでの活躍を誓った。「今回はS級が5個レースなので、頑張らないと点数が上がらない」。上の舞台で戦うためにも、ここでもV争いをして点数を上げたい。

 ▼11R(岩谷拓磨) 再び自力勝負。ライン3番手の中川には抜かれても、2着に入って決勝へ。5-2=全。

 ▼3R(中園朋亨) 初日は大外を伸びて2着。地元で点数以上の力を発揮。6-1=全。

準決で連係する3人。先頭の岩谷拓磨(中央)、番手の宮崎大空(左)、3番手の中川誠一郎(右)
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