【別府競輪(モーニング)FⅡ】中村鈴花 山口真未さんのフレームを受け継いで激走だ
【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
中村鈴花(23)=熊本・120期=が、同期の魂を受け継ぐ。「今回から真未さんのフレームで走ります」と気持ちを込めて話した。
直前に引退宣言をし、昨年12月に静岡でのラストランを完全Vで飾った同期の山口真未さんを、中村は心底慕っていた。1年半ほど山口さんの練習する静岡県の伊豆に住み込み、一緒に汗を流した。「真未さんがいなかったらクビになっていたと思う」と口にするほど、感謝している。
最近は、「離れたくなかったので、ずっと真未さんの家に泊まっていました。自転車の指導者を目指す真未さんが東京に引っ越すので、その手伝いをしてから熊本に戻ってきました」。山口さんのフレームは、「ブリヂストンの新型。高いやつです。軽いけど硬い。初めて乗ったらひどい筋肉痛になりました」と中村を鍛え上げている。通算14Vの同期に見間違うような走りを見せてくれるはずだ。
▼7R(中村鈴花) 前回は決勝進出。7-2-全、7-146-2、3-2=7。
▼3R(勝部貴博) 「最近は試そうと冒険し過ぎた。成績が良かったころに、いろいろと戻してきた」。90点を取ったころの走りが戻るかも。7-124-1234、7-4-3。
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