【小倉競輪(ナイター)FⅠ】自力の決まり手がなくなった吉本卓仁が新境地を開く?「勝利に最も近いレースを」
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
逃げゼロ、捲りゼロ、バックゼロ。かつて九州きっての自力型だった吉本卓仁(41)=福岡・89期=から〝自力型の証し〟が消滅していた。これを契機に追い込み転向かと聞くと、首を横に振った。「7車のレースが多くなって、追い込みとか自力っていう決まった戦法自体がなくなってきている感じがする。そもそも追い込み選手って言っても脚がないことには話になりませんからね」
そこで出た結論が「勝利に最も近いレース、1着を狙える走りをできるように」。対戦メンバーや、競走の流れで柔軟に攻めていけるスタイルが理想型。前回松山FⅠ(1、3、決勝4着)で捲ってヨシ、差してヨシの走りで地元Vをつかんだ同期の橋本強と連係し、「活を入れられた」のも今後のスタイルに好影響を及ぼしてくれるかもしれない。▼12R特選は「どこまでやれるかは分からないけど」という前置きしながらも、「しっかりと練習はできたし、(井上)昌己さんの前でやれるだけのことはやってみます」。別線が掛かり切る前のロングスパートが決まれば、井上の番手抜け出しで1-5=3467。
▼3R(境啓亨)一瞬のスピードはA級争覇級と遜色がない。車番の悪い吉川希望を後方に置くカマシ逃げが決まれば川又裕樹とのワンツーも十分で、5=2-1347。