競輪

【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】前回初めて予選で7着大敗を喫した坪内恒「今回こそは突っ張ろうと思っていた」

【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 A級1、2班戦の予選5Rは、ラインの長さを生かした坪内恒(33)=千葉・123期=が突っ張り先行で1着。予選の逃げ切りは昨年11月の松戸(1、2、決勝4着)以来で、実に6場所ぶりだった。

 反省をほんの少しだけ生かせた。「前回の前橋初日は突っ張れなくて失敗した。だからライン4車の今回こそはと思っていました」。その前回は赤板バックで勝谷勝治から抑えられると、5番手から捲りを狙ったが不発。2年前7月の本デビュー後、初めて初日に7着のしんがり負けを喫していた。

 今回は後ろ攻めの木村浩宣が抑えながら位置を狙ってきて、3、4番手の細沼健治、飯島淳は迂回(うかい)を余儀なくされた。「車間を切って、誘導との車間を考えて踏んで行ければいいけど、なかなか難しくて…」

 きれいな形での突っ張り先行はできなかったが、終わってみればラインでワン・ツー・スリー・フォー。「もっとうまく突っ張れるようにならないと」。さらに強くなる課題へ取り組むことを真剣に誓っていた。

 ▼2R(岡本二菜)成績ダウンを前向きに受け止める姿勢は狙える。大久保花梨からの2着固定で、1-4-235。
 ▼6R(廣川泰昭)九州追走から進めるが、後ろに先輩の黒田大介がいるなら3番手から早めに踏む免罪符にもなる? 一気の突き抜けなら2-134-134。

予選5Rで苦手な突っ張り先行を何とか決めた坪内恒
  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena