【熊本競輪・FⅠ松本秀人杯】松本秀之介は「松本秀人さんは祖父の弟。でも気負いはない」

　今回の開催は熊本伝統の「松本秀人杯」。近年は久留米で代替開催されていたため、2015年5月以来の熊本での開催となる。

　松本氏は日本競輪選手会の要職やアトランタ五輪の代表監督を歴任。競輪競走以外でも功績を残し、冠に名を残している。

　初日S級特選に出場する松本秀之介（24）＝熊本・117期＝は、「秀人さんは祖父の弟にあたります。でも直接お会いしたことがないのもあって、タイトルに対して特に気負うような意識はありません。とはいえ当然、地元優勝は意識しています」と気合は十分。

　「昨年11月に落車してから感覚にズレがあったが、ひと場所ずつ調子は良くなってきている」と調子も上向き。今年初優勝を地元で奪取する。