競輪

【豊橋競輪・GⅠ全日本選抜】嘉永泰斗が復調! 九州勢11人が2予から準決を目指す

 一次予選最後の戦いは九州勢が確定板を独占した。初日9Rは3人が持ち味を存分に生かした競走だった。

 Sで前を取った1番車の山田英明(41)=佐賀・89期・S1=は、嘉永泰斗(26)=熊本・113期・S1=を迎え入れて番手に。3番手を園田匠(43)=87期・福岡・S1=が固めた。嘉永は打鐘までに7番手に下げると、HSでスパート。バック線を先頭で通過して、終3半では3人が出切って態勢が決した。最後は山田が嘉永をチョイ差しして1着。3連単の1番人気に応えた。

 山田は完全Vを飾った前回の高知FⅠから4連勝。だが「そんなのたまたま。連勝はいつか途絶えるし、気にしませんよ。それより3人で決まったのがうれしい。泰斗も強かった」とトリオで勝ち上がったことを喜んだ。

 3番手をピタリ追走した3着の園田も、「泰斗が力でねじ伏せると思っていた。あとは自分が付いていくだけだった。自分の出来はいいです」。近況は7車立てが続いたが、「やはり9車が落ち着いて走れる。自分の出来もいい」とヒゲをぴくつかせた。

 嘉永も「風が強かったし、神山さんのけん制で脚を削られた。それでも感じは悪くない。状態はいい」。昨年後半はスランプが続いたが、ここにきて好調時に戻りつつある。

 昨年の暮れに「マッサージの新しいところを見つけた」というのも復調につながっている。「いい機械があるんですよ。普通の指圧や針では届かないところがほぐれていく感じがある」。股関節や足の付け根付近の疲れが取れて、好調時に近づいている。

 山崎賢人と荒井崇博の特選組はスタールビー賞に勝ち上がれなかったが、九州勢11人が2予を戦う。後藤大輝、松岡辰泰ら自力型も多い。大挙して準決へ進みたい。 

白星発進にホっとした表情の山田英明

 一次予選最後の戦いは九州勢が確定板を独占した。初日9Rは3人が持ち味を存分に生かした競走だった。

 Sで前を取った1番車の山田英明(41)=佐賀・89期・S1=は、嘉永泰斗(26)=熊本・113期・S1=を迎え入れて番手に。3番手を園田匠(43)=87期・福岡・S1=が固めた。嘉永は打鐘までに7番手に下げると、HSでスパート。バック線を先頭で通過して、終3半では3人が出切って態勢が決した。最後は山田が嘉永をチョイ差しして1着。3連単の1番人気に応えた。

 山田は完全Vを飾った前回の高知FⅠから4連勝。だが「そんなのたまたま。連勝はいつか途絶えるし、気にしませんよ。それより3人で決まったのがうれしい。泰斗も強かった」とトリオで勝ち上がったことを喜んだ。

 3番手をピタリ追走した3着の園田も、「泰斗が力でねじ伏せると思っていた。あとは自分が付いていくだけだった。自分の出来はいいです」。近況は7車立てが続いたが、「やはり9車が落ち着いて走れる。自分の出来もいい」とヒゲをぴくつかせた。

 嘉永も「風が強かったし、神山さんのけん制で脚を削られた。それでも感じは悪くない。状態はいい」。昨年後半はスランプが続いたが、ここにきて好調時に戻りつつある。

 昨年の暮れに「マッサージの新しいところを見つけた」というのも復調につながっている。「いい機械があるんですよ。普通の指圧や針では届かないところがほぐれていく感じがある」。股関節や足の付け根付近の疲れが取れて、好調時に近づいている。

 山崎賢人と荒井崇博の特選組はスタールビー賞に勝ち上がれなかったが、九州勢11人が2予を戦う。後藤大輝、松岡辰泰ら自力型も多い。大挙して準決へ進みたい。

初日9R、九州3番手からきっちり3着で勝ち上がった園田匠
初日9R、九州ワンツースリーに大きく貢献した嘉永泰斗

 

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