競輪

【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】田村純一が一気の捲りで初日快勝「展開とタイミングが大事」当地は2年前に準Vあり

【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 3分戦で争った予選4Rは、田村純一(38)=福島・92期=の5番手捲りがズバッと決まった。

 初手で中団を取れたことでレースを有利に進められた。「あの位置だったし、冷静に様子を見ていけた」と、鐘前で踏み合った山本和虎と平川慎太郎の攻防をジッと観察。「平川君が出てしまうのは予想外だった」が、それでも「山本君が焦って踏んでいたのが分かったし、もういいやって感じで捲りました。展開とタイミングが大事ですからね」と一瞬の好機を逃さなかった。▼5Rは、先行で力を出し切りたいタイプの中村美千隆と西村剛が相手の3分戦。「(初日は)展開的に11秒台が出てほしかった。踏み出しがモコモコしていた」と話したあたりを修正できれば、連夜の一撃は十分だろう。何より当地は2年前に準Vと相性がいいのも好材料。4-3-12。

 ▼2R(明星晴道)初日に何もできず終わった土居佑次が奮起して駆ける可能性あり。明星は3番手回りだが、すんなりの展開なら一気に突き抜ける伸び脚を秘める。5-3-24。5-24-234。

初日予選4Rで5番手捲りを決めた田村純一

 

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena