【豊橋競輪・GⅠ全日本選抜】古性優作が中釜章成の失格に言及、あっせんが止まっても「練習できる」
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古性優作(34)=大阪・100期・SS=が後輩に賛辞を贈った。準決10R、自らS取りして突っ張り先行した中釜章成が、逃げつぶれて暴走失格。前例から、あっせんが数カ月間、止まることになる。支部も、2月22日と誕生日も中釜と同じ古性にとって残念なできごとだった。
だが、中釜のことを話す古性の表情はそこまで暗くなかった。「失格となったわけだし、絶対に良くないこと。それが大前提」としながらも、力を出し切ったことについては「誇らしくもある」と付け加えた。古性は続けて、「何カ月かあっせんが止まることになるだろうけど、その間たくさん練習できるから、ええんちゃいますか。そんな練習できることはない」と笑顔も見せた。
競輪選手にはオフがない。古性は「記念を毎月2~3本走るとトレーニングの時間を取るのが難しい」と話した。しばらくはGⅠで中釜と連係することはないかもしれないが、大舞台に帰ってきたときは先輩たちとのワンツーを決められるような力量を身につけていることだろう。