競輪

【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】長谷川飛向「師匠の河村さんと走りたい」ファミマフレーム封印で初の準決へ

【記者コラム・造田大の大勝負】
 長谷川飛向(28)=東京・121期=がS級戦初の準決入りを目指す。今年1月に初昇級。初陣のGⅢ立川記念では予選敗退もシリーズで2勝をマーク。S級でも通用する力量を見せつけたが、「その後にインフルになって調子が良くなかった」と2場所続けて未勝利が続いている。

 長谷川と言えば、特徴的なフレームが有名。選手になる前はファミリーマートの店長を務めており、青と緑、そして白を基調としたファミマカラーのフレームを使ってきたが、今回はあえて封印。「同じ東京の鈴木玄人君から借りたフレームで走る。練習での感じが良かったし試してみます」と秘密兵器を投入する。

 全てはS級で初の勝ち上がり、そして師匠の河村雅章と連係するためだ。「今回は準決に勝ち上がることが目標。準決で師匠の河村さんと走りたいです。いい時の感じに戻っていると思うので頑張る」と力こぶ。立川記念ではかなわなかった師弟連係が佐世保で実現するか。

 ▼11R(長谷川飛向) A級時代や立川記念の頃の状態に戻っていれば連入可能。3=47-247。

 ▼9R(加藤将武) 長谷川と同じ121期。本線の青柳靖起は体調不良明けで状態疑問。先行基本の競走で池田勇人と埼玉ワンツーへ。3=5-124。 

同学年の鈴木玄人(117期)から借りたフレームを披露する長谷川飛向
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