【久留米競輪(ナイター)FⅠ】下条未悠は惜敗にも「自分らしい強気なレースができた」 前日の1着と違い笑顔
【記者コラム・造田大の大勝負】
下条未悠(24)=富山・118期=が決勝でも自分らしい走りを見せる。初日1着で迎えた2日目6Rは2着。鐘3角でカマシて前に出切ると、又多風緑ともがき合いになっても主導権を渡さなかった。最後は青木美保に差し切られたが、持ち味の先行勝負を大いに披露した。
前日との表情は一目瞭然。「すぐに行けなかったのは気持ちの弱さ」と振り返った初日は悔しさを少し浮かべていたが、「自分らしい強気なレースができた」という2日目はすがすがしい笑顔でレースを思い返した。
前検日には「決勝で大きい着が目立つ。今回はそれがないように」と話した。前回決勝は7着。「風緑に前回の決勝で叩かれた。今回は自分が前に出たからには譲る気はなかった。まあ誰が来ても譲らなかったと思いますが」と先行争いに敗れた前回の決勝が悔しかった様子。今回の決勝は誰にも主導権は渡さずに駆けるに違いない。
▼10R(下条未悠) 「1月の久留米よりも断然良い」と調子はまずまず。持ち味の先行押し切りで地元の尾方真生のVを阻止する。7-1=256。
▼5R(菅原ななこ) 2日目は青木美保を目標に伸びて4着。先月に合宿を2本消化しており、パワーアップできていそう。連入に期待。46-1-2456。
