【小倉競輪(ナイター)FⅠ】上がり11秒2の高速捲りで好調な石原颯「弱気な部分がある」強いハートで九州勢に挑む
2日目S級準決11Rは、鐘4角からロング捲りを放った石原颯(25)=香川・117期=が余裕の押し切り。状態の良さをアピールした。
上がりタイムは11秒2。レース後には「参りました」と、逃げて捲られた同期・櫻井祐太郎から最高の〝賛辞〟を送られて満足そうにすると、番手マークで全く差し込めなかった小倉竜二に「仕掛けのモーションが全く分からないし、離れそうだった。強いね」と自力パワーを認められて今度は恐縮した。
初日特選から6人が勝ち上がった決勝は、東矢圭吾との2分戦。突っ張られてしまうと厳しいが「まだ甘い」という組み立てを見つめ直すと同時に、「脚の状態はいいと思うけど弱気な部分がある。修正します」とメンタルを奮い立たせ、九州トリオに挑んでいく。