競輪

今期で引退の本田博「心残りはない」

競輪選手の“定番ポーズ”を決める本田博
競輪選手の“定番ポーズ”を決める本田博

 悔いなし 1990年代に西日本屈指の機動型として活躍した本田博が、今期限りでバンクを去る。ミスター競輪こと中野浩一氏が92年に引退したが、その後も「九州王国」が続いたのは間違いなく本田の存在があったから。「武雄といえば井上茂徳さんや佐々木昭彦さんから“好きに走っていいよ”と言われて、何が何でも先手を取らなきゃと思って走った印象が強過ぎますね(苦笑)」。記念3V、ビッグ優出は2回。「先行しかできなかった」こともあり、タイトルには届かなかったが「誰にも負けない練習を全力でやったと思うし、心残りはありません」と完全燃焼した。

 カメラを向けるとトップ選手時代に何度も決めた“定番ポーズ”でパシャリ。今後は妻の実家の家業を継ぎ、茶葉の栽培から販売まで全てを取り仕切るが、そちらでも“S級”の活躍に期待したい。

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