【小倉競輪（ミッドナイト）FⅡ】宮本龍一が地元で2年ぶり1着「いずれは自力でも」復調に確かな手応え

　開幕戦のチャレンジ予選1Rは、絶好機を逃さなかった宮本龍一（38）＝福岡・92期＝が番手差し切り。昨年10月の失格によるあっせん停止（誘導妨害）明け3場所目で、2年ぶりの地元白星を手にした。

　目標にした125期の稲留敦貴が前受けからそのままペース先行。まさに最高の展開だった。「S取りだけ少し手伝いをしたけど、あとは全て好きなように走っていいよって。地脚も踏み上がりも良かったし、強かったですね」とルーキーの力強さをたたえると、「前回までだったら、かわせていない。感覚がかなりいいですね」と自分自身のデキにも合格点。「きょうは他力だったけど、いずれは自力でも頑張りたい」と、ブランクを乗り越えての復調へ手応えを感じていた。