【久留米競輪(ナイター)FⅠ】「震えています」竹元健竜が好調支える練習仲間らとともに地元決勝に進出

竹元健竜(27)=福岡・115期・A1=が歓喜の思いで地元決勝の舞台に立つ。今節は追加での参戦だが、初日は櫻木雄太マークから2着、2日目は堀川敬太郎を目標に1着。地元勢と好連係して、きっちりと勝ち上がった。
「いい追加になりました。追加が入った時から絶対に決勝に上がろうと思っていた」。今回の最低目標を達成して、満面の笑みを浮かべた。
竹元にとって櫻木と堀川は特別な存在だ。「2人がアマチュアだった頃からの付き合い。今は2人に引っ張られながら練習をしています」。123期コンビとともに切磋琢磨(せっさたくま)したかいがあってか、成績も右肩上がり。今年1月には自身初の優勝を飾り、競走得点も91点台とS級点確保も視野に入る位置にいる。
「雄太、敬太郎と一緒に地元の決勝を走れるのは格別。震えています」と涙腺が緩みかけていたが、涙を流すのはまだ早い。「ラインの中から優勝者が出るように頑張りたい」。最終日の11R決勝は堀川-櫻木の後位。仲間たちと最高の結果を残すためにも、3番手から徹底的にサポートする。