競輪

【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】今井希は17度目の優出でVゼロだが「構えるよりも」と積極性を心がける好漢

【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 チャレンジ準決3Rは今井希(23)=埼玉・125期=が、細中翔太に捲られながらも逃げ粘って2着。6場所連続での優出を決めた。

 機はとっくに熟している。これで7月の本デビューから通算19場所で17度目の優出。過去16回の決勝は2着4回、3着5回と惜しいところで初Vを逃してきた。もちろん勝ちたい気持ちはあるが、それでも「構えるよりも、腹をくくって出た方が持ち味が生きると思うので」と、どんなレースであれ、力を出しることを優先してきた。まだ23歳。急がば回れの精神で着実に脚をつけていく。▼8R決勝はひとりぼっちだが、「今までの単騎の決勝も積極的に走って確定板に乗れた」。その経験をここでも生かせば、待望の初優勝が手に入るかもしれない。4=23-2356。

 ▼6R(守安政雄) 先手有力な山崎駿哉の番手だが、追走に手間取らない限りは狙われそうにない。差して今節2勝目なら、6-3=124。

積極駆けを常に忘れない今井希はいずれ大化けしそうだ

 

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