競輪

【別府競輪(モーニング)FⅡ】「一戦一戦に集中して」昨年3勝のベテラン藤光健一が鋭い差し脚で今年2勝目ゲット

【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 2日目2Rの一般戦は、ベテランの藤光健一(55)=東京・63期=が鋭い差し脚を発揮して1着。前回立川(2、5、1着)に続く白星を手にした。

 展開をモノにしたという言葉で書くのは簡単だが、伊藤の会心の1半5番手捲りをきっちり逆転するのだから恐れ入る。「1着はやっぱりうれしいね。伊藤君がすかさず内を突いていって、レースをつくってくれたから」とたたえると、「最後はがっついちゃったね」とタイヤ差で差し切ったゴール前のシーンを、身ぶり手ぶりで振り返った。

 昨年3勝、一昨年は2勝だったが今年は早くも2勝目をゲットした。「あと14勝で通算300勝だし、今期は何とか70点を取りたいですね。でも意識し過ぎるとよくないので、今まで通りに一戦一戦に集中して頑張ります」。2022年にデビュー34年目にして初優勝を飾り、話題となった藤光はまだまだ元気だ。

▼4R(兵動秀治) 連勝を飾った前々回の小倉(6、1、1着)から状態がいい。ここは単騎戦だが、2分戦なら中団は回れるので3着は十分にある。2=3-4、7-15-4。
▼7R(西岡利起) 岡部陸斗と志田愛希飛はともにレース内容を重視するタイプ。そんな中での単騎戦で、しかも2番車を得たのは好材料。一発が決まれば2-1357-1357。

後輩・伊藤之人の捲りをきっちりと差した藤光健一
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