競輪

【伊東競輪・GⅡウィナーズカップ】地元の大舞台を踏めなかった藤井侑吾が無念を晴らす

【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
 藤井侑吾が無念さを結果で晴らす。地元愛知では、2月にGⅠ全日本選抜、3月初旬に名古屋記念が行われた。だが藤井は、そのどちらも走れなかった。

 「蜂窩(ほうか)織炎という病気になりました。脚からばい菌が入って、右脚がパンパンに腫れました」。愛知から唯一出場権を得ていた全日本選抜を直前で欠場。1週間入院して治療したため、名古屋記念にも間に合わなかった。

 「そこから3週間は練習ばかりしていました。悪くはないのかな」。練習では十分戦える手応えを得ている。

 伊東バンクに対しても、好感度は高い。「昨年の初めに走ったときはナイターだったが、むちゃくちゃ走りやすかった」。初日特選10Rは単騎戦で、「単騎は良くもあり悪くもあり。復帰戦なんで出し切りたい」。平原康多の欠場で直前に特選に繰り上がった運もある。自分の勝ち上がりだけを狙って、一撃をぶち込む。

 ▼10R(藤井侑吾) 池野健太との連係があるかと思われたが、池野も「魅力ある選手ですごく考えた。でも中部勢に付いたことがないし、自力で戦って手にした権利なので」と単騎。とはいえそれだけ魅力があるのなら、藤井の一撃に懸けて後位にいるかも。5-8=1479、9-5=8。

 ▼6R(東矢圭吾) 九州自力型の主力に成長中。町田と小原がもがき合うようなら捲ってアタマ。9-137-1347、9-5-3。

豊橋GⅠと名古屋記念を病欠した藤井侑吾

 

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