【佐世保競輪(モーニング)FⅡ】坂上忠克はあの歌謡界の大スターに似ている?「あれから増えました」
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
今節のモーニング戦は、あす21日に2日目を行うGⅡ「第9回ウィナーズカップ」のリレー開催。当地で軍資金にめどをつけた後は、伊東競輪で〝真の勝者〟を懸けたS級トップレベルの走りに注目したい。
伊東競輪で思い出されるのが、坂上忠克(51)=石川・71期=のおもしろ話だ。バリバリのS1だった20年ほど前、伊東競輪場に向かう最中に女性から「さだまさしさん、ファンです!」と声をかけられたそうで、その話を佐世保記念の前検日に報道陣の前で披露。検車場は爆笑に包まれたことがあった。
「あれから、他の選手から〝さださん!〟って呼ばれることが増えましたよ」と懐かしそうに回想したが、坂上は当時30代前半で、さだ氏は50歳オーバー。年齢が離れ過ぎているとはいえ、長崎が生んだ日本歌謡界の大スターに似ていると思われるなら、光栄なことだろう。▼4Rは目標不在のため「自分で前々に何かやる」。昨年11月末に負った左足小指の骨折から立ち直っていないが、「気合を入れていく」と燃えている。デキの悪い枝村弘樹の4番手から早めに追い込むか、舟山佑京ラインの3番手からタテに踏んで確定板を目指す。7-2=14、3-2-15。
▼3R(一ノ瀬貴将) 目標にするのが日浦崇道では心もとないが、それぞれ単騎になった岡山の2車を巻き込んで先行してくれればチャンス十分。ハコ捲り気味に前へ踏んで、3-1257-1257。