【佐世保競輪(モーニング)FⅡ】報道陣から疑われた高木翔「練習はずっとやっていますよ」鋭い差し脚で復調アピール
予選5Rは、このレースで最高得点者の高木翔(31)=岩手・105期=が鋭い差し脚を披露。佐々木吉徳の2角過ぎ捲りをゴール前で軽々と差し切った。
前期までS級だったが、成績不振で前回から早くも予選回りに転落した。「いろんな記者さんから練習やっているの?って言われるけど、ずっとやっていますよ」と苦笑い。それでもスランプの主症状だった「全く踏めない状態」が前々回の小松島(7、7、6着)からなくなり始め、ようやく反撃態勢が整ってきた。「ケガをしたわけでもないし、悪くなった原因は分からないまま。でも良くなってきてホッとしています」
準決5Rは、優勝候補の秋本耀太郎にマークできる番組と恵まれて「離れないように気合で頑張ります」。今期2度目の優出切符をつかみ取り、一気に上昇ムードに乗る。