【佐世保競輪(モーニング)FⅡ】体調回復したばかりの林昴が「相性が良くない」当地でかろうじて逃げ切り
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
予選2Rは、鐘3半叩きを決めた林昴(23)=福岡・119期=がその勢いのまま押し切り。4場所前の大垣(1、7、3着)以来となる初日1着をゲットした。
今回は、咳ぜんそくから回復したばかりの病み上がりで「1着ですか? 分かりませんでした」。呼吸がきつく、ゴール前は状況を確認できなかったが「かろうじて、って感じでしたけど押し切れてよかった」と安どした表情を見せた。
レース中に実況アナが佐世保での好成績を披露していたが、「走ったことがある九州の競輪場(熊本以外)は全て優出したことがあるけど、佐世保だけはない。だから相性は良くないですよ」と苦笑い。それでも昨年11月の松戸(2、l、決勝2着)から準決を突破できていないとあって、「何とかしたいですね」と気合を込めていた。▼7Rは、地元の西田将士に前を託された。バック20本の南儀拓海のお株を奪う逃走劇で、西田を優出圏内に連れて行くか。1-46-46、7-1=2。
▼1R(藤野貴章)レーススタイル的には番手競りに加わりたいだろうが、舟山佑京の先行ならタテ勝負でもイケると思っているかも。後ろにいるのは近畿の吉川悟か川西亮介とみて、2-5-1347、2-1-3457。