【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】33年目の中曽直彦が選手一覧を見て感激「整理番号が1番なんです」

中曽直彦(52)=千葉・74期・A1が笑顔で出場あっせん選手一覧表を眺めていた。「整理番号が1番なんですよ」。表の1番目に中曽の名前があった。
1番目になったからといって何かメリットが生まれるわけではない。ただ、「この開催でクラスと年齢が1番上で、誰よりも早い期でないとなれません。だからうれしいこと」と話す。競輪は体力勝負で、加齢とともに衰えるのが一般的。それだけに、1番はベテラン選手にとって何よりの誇りとなっている。
来期もA級1班が確定。FⅡ開催では今後も整理番号1番になることがありそう。「チルトをマイナスにして差せるように頑張りますよ」。今年33年目のベテランマーカーはボートレーサーの娘(瑠華)に例えた表現で、初日7Rでも〝1番〟を目指すことを誓った。