競輪

【伊東競輪・GⅡウィナーズカップ】松本貴治は伊東バンクが大得意「軽いし自分に合っている」

【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
 3日目6R、松本貴治(31)=愛媛・111期・S1=が今節初勝利を挙げた。突っ張り先行の石原颯を追走。後位の久米康平とワンツーを決めた。

 先月の豊橋GⅠで落車。「体は打撲だけでもう大丈夫」と気丈だが、「良かった自転車がつぶれた」とエースフレームを失ったことを嘆いていた。

 今回は新車。「もう少し余裕が欲しい」と言うものの、「いろんなアドバイスをもらいながらいじって、少しずづなじんできた。悪くはない」。最終日に向けて、さらに上向かせるつもりだ。

 伊東では、2023年にFⅠで優勝と準優勝がある。他の選手がバンクの重さを強調している中で、「軽いし、すごく走りやすい。カントの感じなども自分に合っている。以前もそうだったけど今回も、地元の松山と同じくらい感じがいい」と、松本にとってイメージは全国最高レベル。最後も好走して、さらに好印象を持って帰る。

 ▼7R(松本貴治) 犬伏湧也が藤井侑吾の抵抗に遭えば末脚を欠きそう。松本が直線で抜け出して、後位の片岡迪之とのワンツーも。纐纈洸翔も好調で上位十分。9-68-123678。
 ▼10R(中野慎詞) 今節はライン戦を意識しての早めの仕掛けや、警戒されて包まれても下げずに粘る場面があった。ナショナルチームの主力なだけに、脚力だけならトップクラスのはず。別線がもがき合うところを、単騎戦でパワー爆発。2着も単騎勢で、5-36-123468。

3日目に今節初勝利を挙げた松本貴治

 

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