競輪

【伊東競輪・GⅡウィナーズカップ】熊谷芽緯は花粉症が治り上向き「前回は鼻水でおぼれていた」

 2024年ガールズ優秀新人選手賞を受賞した熊谷芽緯(21)=岩手・124期=が、名実ともに新人のトップを目指す。表彰については「自分が表彰されると思っていなくてびっくりしました」。成績ももちろんだが、若手らしい積極的なレーススタイルも評価されたはずだ。

 前回の別府は「この季節は花粉症がひどくて、その中でも一番でした。息ができなかった。鼻水でおぼれていました」と苦しんだ。「そのせいもあるのか、自力が出せませんでした。でも着は良かったので、足は悪くないはず。花粉症ももう治ったので大丈夫です」と笑顔を見せた。

 現在は冬季移動先の岐阜で、今回対戦する同期の宇野紅音らと練習を重ねている。「この日に向けて頑張ってきた。伊東は1年前に走って、着も良かった」。人気の軸となる仲澤春香とは9月の名古屋で2度対戦し、どちらも仲澤1着、熊谷3着。だが「そのときから自分も成長していると思う。持久力が付いてきました」という自負がある。

 岩手の紫波バンクがホーム練習場。33バンクで日ごろ練習しているのは熊谷だけ。短走路を味方に、自力で一発お見舞いする。

花粉症の症状が治まって調子が上がってきた熊谷芽緯

 

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