【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】白濱一平「嫁に怒られるところだった(笑)」連続失格の回避でホッ
【記者コラム・造田大の大勝負】
白濱一平(31)=長崎・111期・A3=が2場所ぶりに勝ち上がった。初日1R、突っ張ろうとする織茂雄一郎を打鐘前で一気に叩いてラインで出切ると、ペース先行に持ち込んで2着。「叩けるか叩けないかが勝負どころ。作戦通りに行けた」とルーキー相手に経験を生かせた。
ただ、準決進出以上に喜んだのが審議結果。終HSでの内圏線踏み切りについて審議対象となったが、セーフの判定。前場所は初日に失格しており、連続での途中帰郷は回避。「前回は少ししか賞金を持って帰れなかった。今回もアウトならば嫁に怒られるところだった(笑)」とホッと胸をなで下ろした。
準決は4Rに登場。「2日目に7着が多い。頑張らないと」と力こぶ。「今回に向けて追加は断って練習した。感じは悪くない」と上向きなだけに、今度は妻を喜ばせる結果が付いてくるかもしれない。
▼4R(白濱一平) 野村賢の後位は競りで、別線にも番手勝負をいとわない伊藤之人が控える。ごちゃつく展開になれば白濱に展開が向きそう。野村とのワンツーに期待。1=7-256。
▼5R(南部亮太) 白濱と同じ長崎支部。望月嘉人らの番手に行けたが、単騎を選択。好位を立ち回って首位奪取に期待。4-125-125。
