【別府競輪・FⅠ】このままだとGⅠで戦えない児玉碧衣は仲良しの刺激に期待「スイッチが入ってくれたら」
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
ガールズの元女王・児玉碧衣(29)=福岡・108期=が、先月の松阪から4連続でパーフェクト優勝を達成。さぞかし状態がいいのかと思いきや、そうではなかった。「練習を全くと言っていいほどできていない。やらなきゃ駄目だけど気合が入らない」。そんな中でも好成績を連発させているのは「練習していないから、逆にプレッシャーがない。それがいい方向に出ているのかも」と分析する。
昨年9月の函館決勝(1、1、1着)から逃げの決まり手がなく、連絡みは全て捲りだ。「練習をやっていないから1周踏む脚がない」と苦笑いするが、この状態のままビッグレースで優勝を争えるはずがないのは百も承知。「今回は仲良しのウタちゃん(久米詩)がいるし、スイッチが入ってくれたらいいな」。4月25日に開幕するGⅠオールガールズクラシック(岐阜)まで約1カ月。親友から刺激を受けて〝本気モード〟に突入するか。
▼2R(内田淳)「とにかく前々にいないと勝負にならない」なら、狙いは遠藤拓巳の番手か3番手だろう。5-2=137。
▼12R(南修二)位置取りは自由自在。先手ラインの3番手から直線伸ばす。4=1-3、3-4=157。