競輪

【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】福田要「気持ち的に楽になりました」 2着も良薬を得て復調傾向

【記者コラム・造田大の大勝負】
 福田要(25)=宮崎・121期・A1=に笑顔が戻った。初日の9R特選は前受けから引いて巻き返しを狙うも7着。レース後は「調子が分からない。気持ちが弱い」と言葉少なく元気がなかった。

 ただ、2日目は気配が一変。準決8Rは2角から捲って2着。後位の良永浩一に差されはしたが、「久々に良かったと思う。練習で良かった感じをレースでも出せた」と勝者のような笑みを浮かべた。

 今月上旬の落車で調子を一気に崩して、6着や7着が続いた。成績も気持ちも落ち込んでいたが、今や過去の話。「これはデカいですね。気持ち的に楽になりました」と良薬を得て上昇気流に乗りつつある。

 決勝は同じ自力型の田川翔琉(熊本・119期)と別線勝負。今年初Vを決めて復調を確かなものにしたい。

 ▼9R(福田要) 車番から後ろ攻めになりそうだが、別線の田川は直前に体調を崩した影響で本調子に少し遠そう。デキで上回る福田が捲り切って、良永と再度ワンツー。5=3-126。

 ▼6R(四元慎也) 福田の師匠。初日同様、石川航大マークから差し切りを狙う。6-3=1245。

準決2着も笑顔を見せる福田要

 

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