【別府競輪・FⅠ】前受けの久米詩「誰か早く来て!」動きがない中でも成り行き先行で1着
ガールズ予選1の6Rは、久米詩(25)=静岡・116期=が前受けから、そのまま先行して逃げ切った。
号砲後、最初の1周目を走り終える前に隊列は整ったが、その後は全く動きがなかった。久米は心の中で「誰か早く来て!」と思ったが、その願いもむなしく打鐘を通過。だが、そうなったらそうなったで「誰も来なかったから、そのまま駆けました」。ゴール前は初手から後位にいた又多風緑に微差まで詰め寄られたが、貫禄の押し切り勝ち。
「バックの風がきつかったし、キレもなかった。調子はあまり良くない」と厳しめの自己評価を下したが、人気に応えきっての1着発進に笑顔でフォトセッションに応じた。