【小倉競輪（ナイター）FⅠ】追加配分の岩津裕介はまさかの目標不在に「いなくなって困っています」

【記者コラム・森川和也の追走一杯】

　これぞ〝アテが外れた〟という言葉がぴったりだ。次のあっせんまで約2週間の間隔があった岩津裕介（43）＝岡山・87期＝は、参加2日前の急な追加だったが「この日程ならちょうどいい」と快諾した。だが、その連絡を受けた日に松浦悠士の欠場が決まっていて、初日特選はまさかの目標不在となった。

　「松浦君がいなくなって困っています」とメンバー表に視線を落として苦笑いしたが、そこは2016年のオールスター覇者。「今回はウィナーズカップと違う自転車を使う。小倉は感じが違うので、いろいろなことを試してみたい」と、ピンチを先々のチャンスにつなげるつもりでいる。▼「決めず自分で」とコメントした12Rは、タテ攻撃と追い上げの両面策で確定板に載る。1－4＝237、2＝4－13。

　▼5R（會澤龍）「小倉は大好きです。気楽に走りたいけど、大矢（将大）さんに任されれば、やれることをやります」。流れで捲り勝負も十分で、3＝4－12。

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