競輪

【武雄競輪(モーニング)FⅡ】中山敬太郎「練習していますよ」 100期在校1位が引退回避に向けて本腰

【記者コラム・造田大の大勝負】
 中山敬太郎(35)=熊本・100期=の気配が上向きだ。初日2Rは3番手から伸びて1着。久々に初日白星を挙げて、3場所連続で準決に進んだ。

 前々期、前期と70点割れで今期が3期目。代謝制度の対象になっていることもあって、尻に火が付いたのか。「練習はしていますよ」。その甲斐あって、今期の点数は71点台(前検時点)と現役続行どころか代謝対象選手から外れそうだ。

 古性優作、窓場千加頼らそうそうたるメンツがいる100期の在校1位。「もうそんな力はありません」と本人は言うが、元練習仲間でもある米原大輔から「ちょっと練習すれば強い。天才なんです」と評されるほどの素材の持ち主。冬眠から目覚めつつある在校1位が準決も巨体を揺らして鋭く伸びる。

 ▼3R(中山敬太郎) 前を任せる宮本龍一が中村龍吉の番手で粘りそう。中村のハコを奪えば、初日同様3番手。直線で伸びて再び突き抜ける。1-4=5。

 ▼9R(高瀬卓) 井上公利の番手を主張できたが別線を選択。単騎一撃に期待。7-13-1234。

古性優作らを抑えて100期の在校1位だった中山敬太郎
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