【別府競輪(モーニング)FⅡ】2期連続70点割れ濃厚の木村健司「息子と入れ替わりにならないように」
【記者コラム・造田大の大勝負】
木村健司(47)=埼玉・85期・A3=が来期につながる走りを見せる。前々期の点数は71.95だったが、前期は67点台に下降。「本当はもっと点数があるはずなんだけど。最近は調子がおかしい。厳しいですね」。今期得点は64点台。走ったのが実質4節と少ないとはいえ、不振を極めている。
発奮材料は養成所を卒業したばかりの愛息・優駿(埼玉・127期)。「卒業記念レースの結果が良くなかったけど、目立たない方がいいのかも。太田龍希君も真一さんの息子ってことで大変そうだったし」。それでも第2回、3回記録会でゴールデンキャップを獲得した。
このまま2期連続での70点割れなら、来期は代謝制度の対象になる。「息子と入れ替わりにならないように」と一期でも長く現役を続ける気持ちは強い。「今期は66点ぐらいまで上げたい。そしたら来期は勝負になるはず」。状態は良くないが、気力を奮って得点アップのきっかけをつかみたいところだ。
▼6R(木村健司) 初日6Rは「山口勢から」。先頭の友永龍介が角田光の番手にハマれば、3着に入る可能性はある。4-15-6。
▼7R(長谷川辰徳) 木村と同じ埼玉支部。ライン先頭の奈良基が藤井優希の番手で粘って位置を奪えば、東日本3番手からサラ脚で突っ込む。4-7=13。
