【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】「いい経験ができた」木村弘が初のビッグレースで得た経験を糧に上昇する
【記者コラム・森川和也の追走一杯】
昨年の11月にS級初優勝を飾り、2週間前のGⅡウィナーズCでビッグレース初出場を果たした木村弘(33)=青森・100期=は、さらなる努力と成長を誓った。
現在地を知るべく臨んだ大舞台だったが、結果は(9、8、3、9着)。確定板はたったの一度だけで「全く歯が立たなかった」としょんぼりした。だが4日間を通じて村上博幸、三谷竜生といったGⅠ覇者の6人と同じレースで走ると、最終日には鐘前叩きで風を切って、渡邉一成の1着に貢献。「いい経験ができたと思います」とシリーズを総括した。
あれから中9日。練習地の八戸は暖かくなり「雪が溶けて練習もできました。前回よりも仕上がっていると思います」。自信をのぞかせると、「佐世保は先行有利だと思うし、隙を見せないように」と逃走意欲を燃やしていた。▼8Rは、3人いる九州勢のうち金ヶ江勇気が単騎を選択。これで先行しやすくなった。3=4-17、3-7-245。
▼2R(引地正人)当地のA級予選は5回走って準決進出は3回。特に昨年10月の前回は(2、2、決勝5着)と奮闘していて侮れない。「状態は少しずつ上がってきているし、何とかしますよ」のコメントも頼もしい。5=2-1347。2-1347-5。
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